あぱけん神戸の闘い

アルバイト・派遣・非正規等労働組合:略称「あぱけん神戸」の闘いのブログです。

共同リネンサプライ社との闘い① 組合員に対する雇い止め

 業務用のクリーニング会社に、非正規社員(「定時社員」という)として2015年8月2日に雇用された鴻野さんは、4回目の雇用契約の途中から、労働条件の不利益変更を求められたが、それに従いませんでした。もともと、鴻野さんは1日8時間労働で雇用契約を結んでいたのですが、2017年の1月下旬に現場担当の正社員鈴木氏が、十三工場の槌谷課長も認識する中で、労働時間を4時間にすることを執拗に求めたのです。その時の会社の主張は、他の定時社員から「仕事が遅い」、「覚えるのが遅い」というクレームを理由とするものでしたが、実際は、少しだけ時給の高かった鴻野さんへ、他の定時社員からの嫉妬心からクレームがでたものでした。

 2017年3月27日、急に鴻野さんは槌谷課長から3月16日から9月15日までの雇用契約書を手渡されたました。
槌谷課長が、新雇用契約書を手渡した時点では、「苦情が改善されれば、以前の雇用契約 (更新する可能性が有る)に戻す」と言っていました。鴻野さんが申立人に加入し、継続雇用を求めて団体交渉をトータル5回行いましたが、労働組合を嫌悪して9月15日で雇い止めにしたものです。

 そして、2017年9月15日にあぱけん神戸は、不当労働行為として、兵庫県労働委員会に申立を行いました。

救済する内容は以下の通りです。

(1)申立人組合員である鴻野(以下「鴻野組合員」という)に対する、2017年9月15日を雇用契約満了日とする雇用関係終了予告通知および9月15日付雇い止めを撤回すること。
(2)鴻野組合員が申立人に加入したとき、被申立人は鴻野組合員に対して、脱退工作を諮り実行したことを謝罪し、謝罪文の掲示と手交を行わなければならない。
(3)被申立人は、団体交渉が開催される場合に事前に就業規則を提示しなかったことに対して、謝罪文の掲示と手交を行わなければならない。
(4)被申立人の正社員である鈴木(以下、「鈴木社員」という)が鴻野組合員に行ったパワーハラスメントについて、第2回団体交渉で該当社員から聴取した内容を一部しか説明しなかったこと、鴻野組合員に対する「文書指導」を団体交渉の経緯を無視して勝手に行ったことについて、謝罪文の掲示と手交を行わなければならない。
(5)謝罪文の掲示と手交について
  下記内容で掲示と手交を行うこと。

年  月  日
 アルバイト・派遣・パート非正規等労働組合
  代表  内藤 進夫
   共同リネンサプライ株式会社 大阪支店
    代表取締役 五十嵐 昌治
 当社が行った次に掲げる行為は、兵庫県労働委員会において労働組合法第7条1号、第2号並びに第3号の不当労働行為と認められました。今後、このような行為を繰り返えさないようにいたします。
① 貴組合員、鴻野氏を2017年9月15日で雇用契約を終了としたこと
② 貴組合員、鴻野氏対して脱退工作を諮り、実行したこと 
③ 団体交渉が開催される場合に、事前に就業規則を提示しなかったこと
④ 団体交渉の議題であったパワーハラスメントについて、第2回団体交渉で該当社員から聴取した内容を一部しか説明しなかったこと並びに鴻野組合員に対する文書による指導を勝手に行ったこと